20051030コッペリア(5) of 床下通信オンライン

ジャンクっぽいモノモノ置き場的なナニカ。大丈夫なのか。続くのか。

「コッペリア」顛末記本編その3

ACT.1_2  パーティメンバー、まったり集結~

  神官長から命を受けたハニー。サムとは交渉済み、後のメンバーは?

アリーシア 「街中で買い物してまーす。」

ディクター 「神殿内で奉仕中です(そして放置中w)。」

クエール 「さまよってます(まだやってんのか!)。」

コール 「昨日飲み過ぎて、残金なくて青くなってます。」

シロフォン 「看板立てて酒場でだらだらしてます。…やっぱ田舎は刺激が少ないなー。」

 …まあ、みなさん穏当なところですね。ハニーはどうする?

ハニー 「んじゃ、友達のアリーシアのところへ行きましょうか。」

AliL01.jpgアリーシア 「…というより、向かう途中でばったり?こんにちは、ハニー。お仕事中?」

ハニー 「いいところで会ったわ。今、あなたのところに行こうと思ってたんだ~。仕事でコンセルの村まで行くことになって、道中危険があるかも知れないから、魔導師のあなたが一緒に行ってくれると嬉しいなーって思って。」

アリーシア 「コンセル?グリム神官様の村でしょ?行く行く。」

ハニー 「あれ?そのグリム神官が来ないから様子を見に行くんだけど。…真面目な人のはずなんだけど、来ないから神官長が心配してるのよね~。」

アリーシア 「グリム神官様とは、神殿に行ったときに会ったことがあるの。…でね、ちょっとかっこいい人だし、…あこがれてるっていうか~…(もじもじ)。」

 …いきなりかよ!乙女回路起動だよ!エネルギー充填中、きらーん、うるうる!

ハニー 「特に事件というわけではないから、報酬は出ないわよ?」

アリーシア 「それは別にいいわよ。グリムさんが病気だったりしたら、看病は私が。」

 乙女回路は早くもオーバードライブ気味。看病した後恋が芽生えちゃうラブ妄想は公然の秘密w

ハニー 「これで2人と1羽かあ…。まだ心細いわね。冒険者が来そうな宿に行ってみようかと思うんだけど…。」

 そこに、背後から声がかかる。精悍なイメージの背の高い男だ。

KuelL01.jpgクエール 「冒険者の宿に行くのなら連れて行ってくれないか?」

ハニー 「あなたは?」

クエール 「俺はクエール。見ての通り、流れの戦士だ。この町は初めてで、宿が判らないんだ。連れて行ってくれると助かる。」

 2人は、クエールを連れて冒険宿へ。
 宿は、まだ夕餉の客でにぎわう時間には早かったが、数人の客がいる。その中に、困っている風の男が見える。それなりに整った容姿ながらも、そこはかとなく情けなさを醸し出す、その男の名はコール。やはり流れの戦士である。

CallL01.jpgアリーシア 「何かあったんですか?」

 話を聞いてみると、宿泊資金が足りない上に、酔った勢いで高い酒をツケ飲みしてしまい、借金が必要とのことらしい。彼の連れている娘は、昨夜パパが飲んでいる間放っておかれて今日は機嫌が悪く、それもコールの困惑に拍車をかけているようだ。

アリーシア 「借金を払えるまで、少し待ってもらうしかないんじゃないですか?」

コール 「結婚すれば借金を帳消しにしてくれるという話もあったんですけど、ボクはやっぱりこの子のお母さんを捜してあげないといけないし…。」

クエール 「結婚して、お母さんを作ってやるんじゃまずいのか?」

ハニー 「子供がいなくて、養子にしてくれそうな夫婦に心当たりありますよ?…いい人たちですよ~。」

コール 「そんな!!やっぱり本当のお母さんと一緒の方が、この子の幸せだと思うし…その~…。」

 何か、今この瞬間娘は不幸だとパパが宣言したような?w

ハニー 「…判りました。じゃあ、私がそのお金を出しましょう。」

コール 「ええっ!?わ、悪いですよそんな…。」

ハニー 「別にあげるとは言ってません。貸すんですよ。結婚を迫ったりもしませんし、期限も急ぎません。それでいいでしょう?」

コール 「あ、ありがとうございます…!」

ハニー 「その代わり利子つき10倍返しだけどw」

コール 「がーん。」

 哀れコール。ハニーは格安の奴隷を一匹手に入れた!(ちゃらり~ん♪)

ハニー 「とりあえず、報酬になるようなネタがあるかどうかは微妙ですけど、コンセル行きはつきあってもらいますね。」

コール 「は~い。…とほほ…。」

クエール 「何だ?どこか冒険に行くのか?」

アリーシア 「冒険になるかどうかはわかりませんけど、近くの村まで。女の子2人じゃ心配ですから。…ご一緒します?」

クエール 「いいぜ。ここへ連れてきてもらった恩もあるし、俺もつきあうよ。」

 そこへ、すみの席で話を聞いていたシロフォンが割り込んでくる。

SyroL01.jpgシロフォン 「向こうの席にいたら聞こえたんだが、オレも同行させてくれないか?(看板を見せつつ)つまり、仕事がないかと思ってたんだが、ここしばらく依頼らしい依頼がないからさ。不便な村なら、何か面白いことがあるかもしれない。」

 いいですよ~、と応じて現在パーティ5名+1羽。

ハニー 「あとひとり、今はここにいませんけど、ちょっと面白い方がいるので後で紹介しますね。他にも、神殿に手すきの者がいないか、声をかけておきます。」

 で、その場は解散。ハニーは、神殿に戻ると放置中のディクターに声をかける。

DicL01.jpgディクター 「私でよろしければご同行いたします。人手があった方がよろしいかと思いますし。よろしくお願いいたします。」

 さて、これでプレイヤーが出そろった。その夜は酒場に集結し、自己紹介と出発時刻を決めて解散。出発時刻までに、必要装備を整えて集合のこと。おやつは300円まで、バナナはおやつに入りませんよ(常套句)。

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