「コッペリア」顛末記本編その1
ACT.0 プレイ準備~PC達の位置づけ
こちらのシナリオ「コッペリア」ですが、プレイ日は2005年10月30日。中越地震以来1年のブランクでマスタリングのやりかたをすっかり忘れている状態でのプレイです。
先行き不安~。とりもなおさず始まり始まり~。
さて、このお話の舞台は突発プレイ用の「パラレルザイン」。DMが使っているいつものワールド「DDザイン」と基本的には同じなのですが、突発お遊び用ということで、「PCの登場年代を無視して引っ張ってこれる」「プレイヤーの意向によって、PCの設定をマイナーチェンジして出しても良い」などの多少無茶がきく世界になっております。
そうそう、今回龍牙さんがプレイ初参加。ザインへようこそ~。…時代考証?えーとそういうのは「ありがちなファンタジー設定」ということでお茶を濁すことに(笑)。
なお、PC(プレイヤーキャラクター=プレイヤーの動かす冒険者達)および主なNPC(ノンプレイヤーキャラクター=マスターが動かすその他諸々)については、別途紹介記事を設けましたので、そちらをご覧ください。
物語の発端は、ザイン帝国辺境にある田舎町、コーラム。一応、一通りの施設…賢者院(魔導師ギルド)や神殿(えーといろいろあって僧侶と言わず神官と表現しているので、教会じゃなくて神殿なのです)、冒険者宿などなどがそろっている最果ての街です。えーと、「この先海までコンビニありません」といった雰囲気で。
「県内で言うと長岡とか?」「うーん、それよりも小出の方が雰囲気近いかなあ。この先只見線~、みたいな。」
いきなりローカルな話題に県外プレイヤーが置いてきぼりを食らっていますが、…まあ、プレイ前の肩慣らしって事でよろ。
ともあれ、そのコーラムの街に何人かのPCがいるわけなんですが…
ハニー 「あ、私そこ出身で。ニューPCだし。実家もあるけど、基本はリンデルの神殿に常駐ということで。」
アリーシア 「んじゃ私も。ニューPCじゃないけど、もともと田舎出身だからこの町でお父さんと弟と3人暮らしってことにしてくださ~い。」
うまいこと兄貴を回避したなあ(DM註:本来「過保護な兄貴がいる」と言う設定だったのですが、パラレル設定でマイナーチェンジされています)w
弟PL 「ちくしょう、早く大きくなって姉ちゃんは俺が守るんだーっ!」
アリーシア 「うざいw」
あー、妹と姉の場合でだいぶん態度違いますね~w
ディクター 「では私は他の街から来た伝令神官ということで、リンデル神殿で暫くお世話になります。暇な時間は神殿での奉仕活動をしています。」
サム 「んじゃワシはリンデル神殿敷地内の木の上とか礼拝堂の高い天窓とかその辺で。神官長とは間借り交渉済み。鼠ぐらいなら退治してやるぞ。」
はいはいOK。…しかし、鼠だけでなく鼠取り用の猫まで捕まえそうな勢い。
サム 「その辺の分別はもっておる。」
シロフォン 「冒険者向けの宿あるでしょ?オレはそこに連泊。今んところ路銀に不安まではないけど、ついでに仕事があればってことで、『相談事引き受けます』の札を出して食事したりしてる。」
『うちの主人が浮気してるみたいで…』とか?
シロフォン 「見た目いかにもエルフだから、そーゆー依頼は来ないんじゃない?」
くそう。雑事で振り回すのは無理かw
コール 「それじゃあ、同じ宿に泊まっています。子連れなので、相部屋はなしで。この子のお母さんを探してるんだけど、誰かそれらしい人を見ませんでしたか?みたいなことを聞いて回るけど収穫なし。」
OK。そして例によって悪い酒場女に有り金巻き上げられてたり…
コール 「しますw」
資金難確定。そのうち娘を売る羽目になるな。
コール 「えー。そんな可哀想なことしませんよ~。」
絶対どこかに養子に出した方が幸せ。…あとは?クエール?
クエール 「俺はさまよってます(きっぱり)。」
放浪の旅?
クエール 「どっちかというと迷子。街中で。ここはどこだー。」
方向音痴健在w
みなさん即興での後付け設定サンキューでした。とりあえず、コーラムの町にPCたちがいるってところまで確定で、いざこれからシナリオ本編なり。