もぐもぐびわ天国 of 床下通信オンライン

　こんな感じでつけます。上下を切り落とした枇杷の実、レモンの輪切り、氷砂糖、ホワイトリカー。2009年6月漬け込み。
　うちの裏庭には、でっかいびわの木が生えている。毎年たわわに実った黄金色の実を、みーんなカラスに収穫されてしまうので、たまには人間の口に入れようとがすがす収穫。でも余ったけどね。とりあえず2009年6月29日、収穫した実でびわ酒をつけてみる。ちなみに、その数日後、残った実はすべてカラスに収穫された…

　家にあった烏龍茶のペットボトル。…ここで入れ物にも凝ると素敵な奥様風味なのだが、中身が釣り合ってないので勘弁して下さい…
　で、2年経って2011年6月。職場でおすそ分けのめどが立ったのでボトルに詰める。

　液体をボトルにつぎ分けた後の果実酒瓶。…つはものどもがゆめのあと…
　さて、残った枇杷の実をどうしようか、という。…ダメもとでジャム作っちゃえ。クックパッドでレシピを見つけたし。

　アルコール漬けてゆるゆるになってるので、包丁に皮をひっかけてひっぱるとするするむけます。楽しいｗ
　作業開始～。まずは実を1個1個取り出して皮をむきます。

　こっちはけっこう大変。種周りの薄皮が入ったり、ほとんど実がとれなかったり。でもがんばったさ！
　種を外します。…種の周りにも薄い皮があって、ジャムにしたら食感が悪そうなので、実もむいちゃうような感じで処理。まだ食べられる部分があってもったいないけど勘弁してください…。

　ずっと酒に浸かっていたので、煮る前からジャムっぽい色である。…これまだ生なんですよ！
　鍋に入れます。たしか漬け始めたときは1㎏ぐらいあったのにむいたら300gしかない。びわってどんだけ種でっかいの！

　去年は梅ジャムを作ったんだけど、ジャム作るたびに思う。砂糖どんだけ使うんだよ…！でもう甘いほうが美味しいし長持ちするよね…。
　砂糖を投入～。　

　レモンの匂いはアルコールの匂いで気になりません。…というかむいてる間に酔う…（弱）。
　レモン汁投入～。

　酔う！アルコール飛ぶから酔う！
　さあぐつぐつ。…どんだけ煮ればいいの？

　もっとジャムっぽくベタベタどろどろしてくる筈だったんだけどなあ。…まあ、これはこれで甘くて美味しいので、プレザーブスタイルなのだと自分に暗示をかけるｗ
　わかんないながらも30分弱。まあこんなもんでしょう。完成！

　マーガリン200g。ということはパウンドケーキ（１：１：１）だから、卵も２００（＝４個）、砂糖も２００…甘すぎないか？？？
　ジャムの様子を見て「パウンドに混ぜ込んでいけるんじゃね？」思い立ったらケーキ用マーガリンを出していただござるの巻。

　ジャムの鍋から木べら流用。ついてたジャムが入ってもどうせ後から入れるんだし気にしないｗ
　レンジでチンしてへらで混ぜでクリーム状に。

　砂糖２００ｇにびわジャムじゃ甘すぎだろ…と思って２割減の比率にしてみました。ジャム全部入れても３０ｇだし、甘すぎないよね！という計算。
　卵４個、砂糖１６０ｇ、ジャム目分量で半分くらい、小麦粉２００ｇ、ベーキングパウダー５ｇ投入。すべてぐりぐりまぜる。型に入れて余っていたくるみを砕いて入れる。

　思ったんだけど、煮る前の段階でミキサーとかにかけるべきだった？次回があったらやってみるべし。
　残ったジャムはタッパで保存。１～２週間あればなくなるんじゃないかな。

　調べてみたら、みんな１７０度とか１８０度で焼いてるよ…２００ｇ→２００度ってどんだけアバウトなの自分…
　オーブン予熱有り２００度３０分…　ち　ょ　っ　と　焼　き　過　ぎ　た　…ｏｒｚ
　まあ、十二分に食べられるから結果オーライで！そんなわけで、枇杷の実それなりに活用、でした。２０１０年は剪定の関係で実がとれなかったんだけど、今年はどうしようかなあ…。